フランス 18-19世紀頃のファイアンス(白錫釉陶器)のお皿です。
テラコッタにガラス質の白錫釉をトロリとかけた独特の艶があるファイアンス。
ブルーの小花のハンドペイント。どこか日本的でもあります。
ヨーロッパが憧れた日本や中国の技術が、長年のうちにじわりじわり継承され、感性が入り交じっているのが感じられるのは、日本人としては嬉しいポイントです。
手仕事の深い味わいが感じられる一品です。
ヌヴェール釜か、その近郊の作陶と思われます。
まだエッフェル塔もなかったと思われるフランス。その頃、日本は江戸時代後期。
どんな釜で造られ、どんな人達に使われ、どんな場所で時間を経て来たのでしょう。。
壁に飾られていた様で、背面にプレートワイヤーが付いていましたので、あえて取らずに販売させて頂きます。
フランス郊外のアンティークディーラーさんで仕入れました。
アンティークなりのカケやソゲがあります。
Size/about Φ22.5cm, h3cm